| 失われた長幼の序 | - 2008/05/07
- 後期高齢者制度、不評ですね。檀家さんもとても怒っていました。まずとてもわかりにくい。新聞を読んでもさっぱりわからない。基本的にわかりにくい制度は私たちにとって不利だと思います。それにこの制度の目的はまず「医療費の抑制」ありき。確かに増大する医療費は何とかしなければならないとは思いますが、この制度の対象となっている方々は、戦中・戦後に大変な苦労をされ、高度成長期に一生懸命働いて繁栄の基礎を築いた方々です。このような方々に対して「敬う」とか「いたわる」という視点が全く抜け落ちているような感じがしてなりません。効率という点からすれば、この制度は間違っているとはいえないかもしれませんが、何か人間の持つ「情」があまり感じられません。少子高齢化がますます進んでいくと、きっと何十年後には、「75歳以上の高齢者は働けなくお荷物だから、硫化水素を嗅いで往生しなさい」となってしまうかもしれません。
|
|